うるおいをつかんでバリアを作る【セラミド】

美容成分

セラミドは元々人が持つ成分です。角層というわずか、0.02ミリの肌の最前線で油分を保つ、「細胞間脂質」に含まれています。

細胞間脂質とは

角質層の細胞と細胞の間を満たす脂。セラミドが約50%含まれており、肌の潤いを守り、外部刺激の侵入や、肌の過剰な水分蒸発を抑えてキメを整えます。

セラミドの働き

セラミドには潤いを維持し、改善する働きがあります。もしセラミドを失うと各層の水分は80%低下すると言われています。

美容成分としては、美肌の条件である、ツヤ、ハリ、と関係が深く、シワを防ぎ、目立たなくする効果や、肌のターンオーバーを正常化する効果が期待されています。

また、最近では美白作用やメラニンの生成を抑えるという報告もあります。

外部刺激から肌を守るバリア機能

セラミドには肌の水分や油分を保ち、皮膜を作ることで、細菌の侵入や、水分の蒸発を防ぐ補助的機能もあります。

セラミドの種類

生まれ持ったセラミドは大きなストレスや加齢とともに減ってしまうと言われています。一般的に潤いが減少傾向にある40代以降では注意が必要です。セラミドにはいくつかの種類があります。動物性の「天然セラミド」、酵母から作られる「ヒト型セラミド」、植物性の「植物性セラミド」、石油系の「合成セラミド」に分類されます。保湿力ナンバーワンは「ヒト型セラミド」です。アンチエイジング向きとも言われています。

天然セラミド
馬など動物の脳や脊髄から抽出。非常に高価な成分。以前は牛から抽出していたが、ヨーロッパを発端に狂牛病が広まり、馬からの抽出が主流に。
ヒト型セラミド(バイオセラミド)
酵母で人のセラミドに似せて作られたもの。人工的なセラミドの中で最も保湿力があるとされる。
植物性セラミド
こんにゃく芋や糠、米、麦、大豆、ほうれん草などから抽出。その食品のアレルギーを持つ場合、化粧品でもアレルギーを起こす可能性がある。
合成セラミド(疑似セラミド)
石油から精製。体質的に合わない場合もあるため、使用の際はパッチテストがお勧め。

セラミドは水溶性ではないため、乳液や美容液などに配合されることが多く、セラミドによる保湿効果が高まると、コラーゲンやエラスチンを安定させることにもつながると言われています。

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